2017.11.13
下記の講演会は、終了しました.
多数の方々にお集まりいただき,大変ありがとうございました.
■日時 : 11月27日(木) 14:00~15:00(約1時間程度)
■場所 : 住吉区老人福祉センター ( 住吉区遠里小野1-1-31 住吉区役所から南へ徒歩5分)
■講演内容:『 女性の尿もれ』:過活動膀胱,尿失禁 について:
前立腺は男性特有の臓器です。統計によれば、日本の55歳以上の男性の2割、5人に1人に前立腺肥大の症状があることがわかっています。
前立腺がんは前立腺肥大症とは違い、前立腺の外側から発生します。他の臓器のがんと違い、非常に成長はゆっくりです。前立腺がんは、60歳以上の男性で、年齢とともに急激に患者数が増えます。
過活動膀胱とは急に尿がしたくなり、そのため頻尿になっている状態を言います。トイレまで間に合わずにもれてしまうというような、切迫性尿失禁がある場合もあります。
診察は尿検査、エコーによる残尿測定、必要に応じて内診などを行いますが、苦痛を伴う検査はありません。患者様の尿失禁のタイプに応じた治療を行います。
膀胱炎は女性に多い病気で、男性ではまれです。年齢を問わず罹りますが、若い方に多く見られるのが特徴で大半は細菌によるものです。
尿道炎は、男性に多い尿道の細菌感染で、女性ではまれです。また男性の急性尿道炎はほとんどが性感染症(STD)です。
尿中で結石のもとをなす「結晶」が固まって尿路結石ができます。尿路結石症のほとんどは原因不明であり、基礎疾患が存在する症例はむしろまれです。
日本で行われたEDの疫学調査によると40~70歳の男性の半数以上が何らかの原因でEDになっていると考えられています。